| 2006年5月発行 第42号 |
| <WEB版> |
18年度一般会計予算
−近藤幸子議員が会派「みらい」を代表して反対討論− |
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| 建設が進む町道幣山下平線 |
やはり何といっても問題は町道幣山下平線の建設です。今どきこんな投資効果のない事業を、しかも町が単独でやる自治体は、日本広しといえども、わが愛川町ぐらいのものではないでしょうか。こんなところに道路をつくっても優良企業など来るはずがありません。
もともと、この道路は町が県につくってくれとお願いしていた道路です。宮ケ瀬ダム建設に伴う要望の中にもあったけど、結局、その必要性を認めてもらえなかったので、町が自前(町民の税金)でやることにした道路です。
しかも、緑と水の環境都市をめざす愛川町が、山をけずり、貴重な自然が残されている里山を破壊して、ハイウェイをつくること自体、ナンセンスですし、もうじきやってくる超高齢社会にも何の役にも立ちません。
もうひとつ大きな問題があります。それは、郷土資料館の建設です。いよいよ、18年度は、資料館建設へ向けて本格的な事業が始まります。今年中に基本設計と実施設計を行い、来年から建設に着手、そして20年には完成です。
しかし、この郷土資料館も投資効果が見込めないムダな事業です。今どきこんな中途半端なものをつくっても、いずれ、田代運動公園のアイススケート場と同じ運命をたどることは明白です。新しく何億円もかけてつくる必要などありません。なぜ、既存施設の有効利用を考えないのでしょうか。町民の中には、郷土博物館は白紙撤回になったと思っている人が大勢います。(博物館と資料館のどこが違うのか)町は説明責任を果たしていません。
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町長車の更新について
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去年の議長車に続き、今年は町長車の買い替えです。議長車はトヨタ・クラウンでしたが、町長車はその上のランクの日産シーマです。500万円〜700万円もする高級車です。
1日当たりの平均運行距離は約50km 。自宅から役場までの往復だけの日もあります。しかし、議長車同様、専属の運転手がつきます。役場の職員なので、いずれも運転手の人件費だけで700万円〜800万円かかります。
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パブリック・コメントの意見から(郷土資料館)
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町が実施したパブリック・コメントには以下のような意見が寄せられた。
◆施設がダムの直下であり、また傾斜地でもあり、未来に残す貴重な資料を保存するには適地とは考え難い。人は誰も一番大切なものはすぐに移動できて安全な場所に保管するのではないでしょうか。郷土資料館は単なる観光施設ではないので「自然と人工的な施設が調和した適地」とは考え難いです。
◆当初、この検討委員会は半原小学校木造校舎を移築し活用するものとして郷土資料館の検討をされていたと認識しております。また、議事録等を拝見しましても突然に委員会の方向性が変わったように見られます。
◆これを作る必然性は?即ち、現在の状況では何がいけないのか?何を守らないといけないのか?それを放置すると町(県、国)にとって、住民にとって、何が不利益になるのか?定量的に数字で説明してください。
◆アイススケート場の事例で学習?していると考えますが、投資と回収計画(運営費用、改修費用、償却費用など)が見えません。
◆安易な発想で考え、後世につけをまわすようなことはやめてください。
◆住民投票を提案します。
郷土資料館のパブリック・コメントについて、詳細は愛川町のHPでご覧になれます。
http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/
(意見に対する町の回答(考え方)がまたすごい!)
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一 般 質 問
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郷土資料館
−どこまで町民は知らされているか−
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郷土資料館のイメージ図
(パブリックコメントの資料から)
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○てつ 1月に実施したパブリックコメントの結果とその評価は。
○町長 2人の方から、8項目16件の意見があった。具体的な提案もあったが、なぜ資料館を建設するのかという意見もあった。資料館建設に向け、町民の政策への参加意識が向上したと思う。
○てつ 町の説明責任は十分と考えているのか。
○町長 説明責任は十分果たしている。
○てつ 意見を出されたのがたった二人では、不十分である。何億円もかかる事業だ。納税者・町民の声を十分聞く必要がある。アンケートを実施する考えはないか。
○教育次長 すでに十分民意を問うことができたと考えているので、アンケート調査は行わない。
○てつ 簡単なアンケートなら32万円あればできる。32万円というのは民主主義のコストとして高いと思うか。
○町長 金額で判断すべきものではない。
○てつ どうしてもアンケートがだめなら、郷土資料館の計画を、今年の「町長と話し合うつどい」のテーマに入れていただけないか。
○町長 テーマの中に入れる考えはありません。
○てつ アンケートもやらない、町長と話しあうつどいのテーマにもしない。これでは、「住民不参加の町」ではないか。住民参加の看板をおろさなくてはいけない。
○町長 先ほどの関係、テーマにはしないが、町民の声は真摯にお聞きしたい。
○てつ だったら、堂々とテーマにすべきだ。それが真摯な態度ではないか。これ以上は言わない。皆さんがご判断されると思う。
鳶尾山の自然をどう守るか
− 鳶尾山開発計画をめぐり当時の厚木市長が愛川町議会で陳謝 −
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○てつ 厚木市棚沢の神奈川工科大グラウンドがごみ中間処理施設の候補地に指定された。もし、これが建設されれば、鳶尾山周辺の自然環境は大きな影響を受ける。これまでの経緯をふまえ、鳶尾山の自然を今後どのように守っていくのか。
○町長 厚木市の鳶尾山開発計画は、織戸組の土取りの影響により、土砂崩れの危険性が指摘をされた。昭和47年10月、自然環境、土地の保全、災害防止の面から、厚木市は計画を断念した。その後は、鳶尾山対策協議会を設立し、自然環境の保全に努めてきた。
○てつ 鳶尾山の自然環境の保全を求める陳情が厚木市に出されたが、町長はどう受けとめておられるか。
○町長 鳶尾山に対する地域住民の皆さんの思い、これは私も十分理解ができるわけでございます。
私も生まれてこの方、朝起きて、いやおうなしに目の前の八菅山と鳶尾山、毎日拝ませていただいております。皆さん、ここにいるだれよりも愛着はあるわけです。もう10数年来、春の桜の植えつけ、夏の桜の下刈り、そういった愛する鳶尾山のために一生懸命汗を流させていただいております。したがって、地域住民皆さんの思いは理解をしております。
○てつ とてもいいご答弁ですね。私も感動いたしました。
ところで、鳶尾山開発計画については、当時の厚木市長さんが愛川町議会で陳謝されたという記録が残っているが、町長はご存じか。
○町長 37年も経つと、記憶も薄れてくるが、そういう記憶も残っている。
○てつ ここにその記録がある。昭和47年10月24日、愛川町議会全員協議会で、冒頭、厚木の市長さんが、過去鳶尾山の開発計画問題につきましては大変ご迷惑をおかけいたしました、深くおわび申し上げる次第でございますと、陳謝された。 自然保護に関しては、町の議員さんから、地元の町民の皆さんが朝な夕なに眺めて、本当に親しみ愛してきたあの郷土の山が、あれよあれよという間に削り取られてきてしまって、一体どうしてくれるんだと、西部の荒野を思わせるような断崖絶壁にされてしまったとか、こういう発言まであります。
しかし、今後は地域の住民が安心して憩いの場にできるように、厚木の市長さん、ぜひお願いしますと。そこで、市長さんは、ご期待に沿うように努力いたしますと答えています。とこういう経緯があるんですね。
もうひとつ、厚木市棚沢の自治会から、斎場火葬場建設に際して愛川町と交わした協定書に関して陳情も出されています。(近くに迷惑施設はつくらないという協定)
厚木の市長さんは、こうした経緯を踏まえて候補地の決定をしたという発言はされていない。広域行政は、お互いの思いやりと信頼関係が大切と思うが、どのようにお考えか。
○町長 そうしたことは重々承知の上で、市政の運営をされていると思います。
○てつ 十分承知されているかも知れませんが、パートナーである厚木市に対して町の方からお知らせしましたか。
○町長 鳶尾山の開発関係、それと愛川町の斎場の関係、これについては厚木市も存じておられます。
○てつ そうではなくて、パートナーとして報告をしたことがあるのかないのか、その点をお伺いしているんですが。
○町長 先ほどの関係は、市長にも私から話してあります。しかし、中間処理施設については、環境調査などの結果が出ないうちに申し入れるのは差し控えたいと思います。
○てつ パートナーとして知らせる必要があるのではないかと申し上げたが、お伝えをしてあるということなので理解しました。
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地域包括支援センター
― なぜ町が直営でやらないのか ― |
介護保険法の改正により、介護予防を重視する方向が打ち出されました。その中核的な役割りを担うことになるのが地域包括支援センターで、以下の事業を行います。
◆介護予防事業
◆包括的支援事業(介護予防マネジメント、総合相談・支援、ケアマネジャー支援、権利擁護)
◆その他任意の事業(介護給付費適正化事業、家族支援事業など)
◆新予防給付マネジメント(介護予防プランの作成など)
しかし、町はこの重要なセンターの運営を直営ではなく、社協へ委託してしまいました。
これからの地域福祉のあり方を考えたとき、いずれは障害者福祉も介護保険の中に組み入れられることになります。当面は、介護保険制度の中での運用が続くでしょうが、いずれは、この地域包括支援センターが、高齢者や障害者、あるいは児童福祉をも含めた地域福祉の拠点となって行くのは明らかです。
その拠点の運営を社協へ委託して、直接、町が行わないのは、いわば、行政の責任放棄であると思います。
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| 最低賃金に関する陳情は採択されず! |
これは、厚木愛甲地区の「連合」から出された陳情です。内容は、パートと正社員では賃金の格差があり過ぎるので、同一労働同一賃金の考え方に立ち、最低賃金をアップしてほしいというものです。
いま日本では、パートタイム労働者が急激に増えています。神奈川県でも4人に1人がパート労働者という状況にあります。
そのため、所得格差はますます広がり、ニートやフリーターと呼ばれる若者が増加、日本の社会はますます不安定になり、各地で犯罪が多発、地域の安全も脅かされるようになってきました。
私の周りにもパートで働く人がおおぜいいらっしゃいます。そうした人たちにとって、この問題は切実です。最低賃金をアップさせ、パート労働者の処遇改善と生活の安定を図るためにも、私は、この陳情を採択すべきであると主張しました。
(厚木市や相模原市をはじめ、県内の市議会ではほとんどこの陳情を採択しています。)
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| 矢祭町の町長はすごい |
テレビで見たが、福島県の矢祭町の町長はすごい。合併しない宣言をして有名になったけど、役場の改革も半端じゃない。
「どうみてもわれわれは総務課長ほど働いていない」と言って、特別職(町長・助役・収入役・教育長)の報酬を総務課長と同じにしてしまったし、役場は年中無休、土日もやってる。役場から遠い山間地では、職員の自宅を「出張役場」として開放、何でも手続きができるという具合だ。もっともこれは町長の命令じゃなくて、職員組合で話し合って決めたそうだ。
行政内部の改革だけじゃなくて、トップとしての手腕もすごい。企業誘致とニュータウンの建設も成功させた。そのため矢祭町の公共料金は驚くほど安い。国民健康保険に介護保険、保育料に小中学校の給食費にいたるまで、全国平均をはるかに下回る金額だ。
そんな根本町長だが、威張ったところがひとつもないのがまたすごい。町長室に会いに行くと自分でお茶を入れて出してくれるそうだ。
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