| 2005年8月発行 第39号 |
| <WEB版> |
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| 上乗せ受給問題 |
愛川町生きがい事業団の元事務局長が、実際には働いていない義弟の名前を会員登録し、6年間にわたり、約230万円を自分の給料に上乗せして受け取っていたという事件だが、すでに新聞報道されたこともあり、ご存知の方が多いと思う。
この件については、6/7と6/15の2回、町長より議会に対して説明があった。詳しい説明は、6/15、議員のみ全員協議会で行われた。ポイントを記すと、
@ 上乗せ受給については、昨年5月に判明し、生きがい事業団内部で解決しようとした。
A 今年5/10、内部での解決は困難と判断、理事長から町に支援の要請があった。
B 町は顧問弁護士と相談。6/6、諸帳簿のチェックを行った。
C その結果、義弟名義で、合計2,344,450円が元事務局長に支払われていることが判明した。
D しかし、元事務局長は「正当な労働の対価である」と主張している。 |
義弟名義という受給の仕方は適切でないが、実際仕事は本人が行っていることから、返還を求めるにしても、法的には難しい面もある。今後、町としてどうするのか、法律の解釈も含めて、顧問弁護士と相談しながら対応したい。
今回の事件は、一見すると、経理のチェック体制が十分でなかったことに起因するように思われる。しかし、それだけではない。背後にある本当の問題、なぜ、こういった問題が発生したか、その原因を考えることも大切である。
ひとつには、元事務局長Y氏の「個人商店」的な要素が強かったことがあげられる。毎日忙しく働く彼の姿がよく見られ、良くも悪くも、Y氏ひとりでもっていた感がある。
もうひとつは、経理を透明にするためには、生きがい事業団を法人化してシルバー人材センターにする必要があった。
この問題は、以前から議会でもたびたび指摘されていた。しかし、法人化するためには、公益法人会計となり事務が複雑になるだけでなく、事務所も一定の面積を確保して、専門の相談員や指導員を配置しなければならないなど、クリアーしなければならない条件があり、検討課題となっていた。
しかし、団塊の世代の退職にともない超高齢社会の到来は目前に迫っている。高齢者といってもまだまだ元気で働ける人たちは多い。こうした豊かな経験や知識・技能をもつ高齢者の就労支援は、重要な政治テーマである。
生きがい事業団の法人化は避けて通れないはずだ。折りしも、この秋には町長選挙が行われる。この問題に対する各候補者の発言に注目したい。
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| 一般質問 |
6月から、中学では弁当を持参できない生徒のために、業者弁当注文配送方式が始まりました。しかし、多くの町民みなさんが望んでいるのは、お弁当ではなく給食です。そこで、再び中学校給食の問題をとりあげました。
ところで、なぜ給食ではなくお弁当になってしまったかといえば、お金がかからないからです。給食を実施するとなると、多額の財源が必要になります。そこで、私は、PFIの導入を提案しました。
| PFI:民間の資金やノウハウを活用して公共施設をつくり、施設の維持管理から運営までを行う方法 |
てつ:PFIならコストの削減も可能で、財政負担も少なくて済む。PFIで中学校給食を実施したらどうか。
町長:本町では業者弁当方式をスタートしたばかりであり、ご提言として受け止める。
てつ:確かに、検討委員会の答申は業者弁当方式だったが、町を歩けば、ぜひ、給食をやってほしいという声は多い。委員会の答申イコール町民の声であると、町長は理解されているのか。
町長:検討委員会には保護者の代表もメンバーに入っており、町民の声と受け止めている。
てつ:しかし、私は、給食を望む声が非常に強いと確信している。これは将来の課題だが、給食を実施するとなると場所が必要になる。そこで、提案だが、愛川東中学校のとなりの町立体育館(老朽化が進んでいる)を取り壊した跡地に給食センターをつくったらどうか。
教育次長:確かに施設は古くなっているが、いつ取り壊すかはまだ決まっていない。
てつ:いつ取り壊すかはさて置いて、将来、そこに給食センターの立地を考えたらどうかと言っている。
町長:給食については、これからも研究していく必要がある。その場合、用地は買わないで、できるだけ今あるものを活用していく考えである。将来的には、つくる場合はできるだけ町有地を活用していきたい。
てつ:ぜひ前向きに取り組んでいただきたい。ところで、給食を実施するとなると、年間どのぐらいの予算がかかるか、これも重要な問題だ。いま、小学校の給食費は年間1億5000万円ほど。中学校は3学年だから、単純に考えてその半分の7500万円でできる。つまり、小児医療費より少ない予算で実現できる。
てつ:ところで、給食をつくる日は年間どのくらいか。
教育総務課長:年間183日です。
てつ:そうすると、生徒数に給食の回数、183日を掛けて、その数字で給食費1億5000万円を割ると1食当たりのコストが出る。計算すると1食当たり約300円。
では、民間はどうかといえば、1食当たり大体100円がいいところ。つまり、学校給食は民間の3倍のコストがかかっている。
もし、これを1食当たり200円でできるように経営努力をすれば、今より600万円安い予算で小・中合わせた給食が実施できる。
てつ:では、給食センターの施設にどのぐらいかかるかというと、おおむね4000食だと7億から8億円、半分の2000食なら5億円前後でできると聞いている。(新郷土資料館をつくるお金があればできる!)
てつ:お金の問題のほかにもうひとつ大事なことがある。これからは学校給食も地域へ開放すべきだ。例えば、ありんこ作業所やあいかわ工房などの福祉施設でも給食が食べられるといい。
学校給食だって、もとは税金だし、どうせつくるなら、これからは町民の給食センターという発想で考えなくちゃいけないと思う。
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よく人口10万人当たりのベッド数が問題になるが、愛川町は厚木市の6分の1のベッド数しかなく、県央地域の中でも最下位。 |
| ◆ |
交通の便が悪い上に近くに病院がないのは愛川町の悲しむべき現状。 |
| ◆ |
高齢社会を迎え、これからは医療だけではなく、保健と福祉(介護)との連携が重要。 |
てつ:愛川町における地域医療の拠点はどこですか。
民生部長:地域医療の拠点ということですが、基本的にはないということになると思います。しかし、愛川町全体ですね、これがやはり私は総合病院だと思います。春日台病院を含めまして、各地域のお医者さんが診療科目を持っていらっしゃいますので。
てつ:それは拠点じゃなくてネットワークでしょう。いろんな医療機関や福祉機関をネットワークして、全体でいかに効率良く利用していくかという、それはネットワークの考え方ですよ。私が言っているのは、ネットワークの中心になる拠点、このことを言っているんです。この拠点の必要性について、町長はどのようにお考えですか。
町長:必要性は十分認識をいたしております。
てつ:そこで提案だが、愛川町唯一の病院である春日台病院を地域医療の拠点として位置づけ、保健や福祉との連携をはかっていく必要があるのではないか。
| @ |
総合病院の誘致はベッド数の問題があって難しいなら、春日台病院の移転も含めて、医療の拠点整備を町として考えるべきではないか、役場の周辺に。 |
| A |
その際、保健センターの建て替え計画がすでにあるので、これとドッキングさせて、病院と保健センターの施設を一体的に考えていく。 |
| B |
それから、介護保険法の改正で、地域包括支援センターというのが新しく創設されることになるので、これもその中に入れる。いずれ、高齢者だけでなく障害者のサービスも地域包括支援センターで行う可能性が高い。 |
| C |
また、サービスを利用するためには交通のアクセスがどうしても必要なので、その拠点(役場周辺)を中心にした愛川町の交通ネットワークも同時に整備していく。 |
町長:実は、この庁舎周辺に核づくりのときから医療施設用地ということであらかじめ絵をかいて、それで町内の病院といろいろ話し合いをしてまいりました。ここで院長さんがかわられましたので、今また一から出直しという状況でございます。
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| <町・議会の風景> |
◆ 7月1日の新聞折込で新町発足50周年記念写真集が各戸に配布されました。「立派な写真集ね。愛川町ってお金持ちなの?」という声も。全部で16,500部印刷。かかったお金は約570万円、1冊あたり350円ほど。
◆ 7月1日から、インターネットを通じて、住民票の写しの交付申請や児童手当現況届などがきるようになった。しかし、できるのは申請だけで、住民票の写しをもらうには、いままで通り役場まで出向かなくてはならない。これでは、あまりメリットはない。はやくインターネットですべて手続きができるシステムの整備が望まれる。
◆ (7/14)の神奈川新聞に相模原市議会のことが出ていた。インターネット中継を始めて1か月足らずで、7562件のアクセスがあったという。単純に、7562件アクセス=7562人の傍聴者と考えれば、すごい数です。好きな時間に、家にいながらにして議会が傍聴できるのですから、これほど好都合なことはありません。ところで、わが愛川町議会ですが、インターネット中継は話題にはなっていますが、実現となると、まだまだ時間がかかりそうです。議長車を購入するお金でネット中継ができたのですが。
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町議補選に
近藤さち子さんを推薦します!
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近藤さち子
1962年3月3日
東京都葛飾区生まれ
43才 うお座 O型
中津在住
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近藤さち子さんがスゴイのは、障がいのある子をかかえ、親の介護をしながら、それを個人的な問題にとどめないで、誰もが同じ立場になり得ることから、それをみんなの問題として、つまり政治の問題として考え、その解決のために自ら行動する人だからです。
1年半ほど前のことですが、障がい者グループの人たちと相談して、議会にレスパイトの実施を求める陳情を出したのも近藤さち子さんです。
*今年度の予算で重症心身障害児のためのレスパイト事業が予算化されました。
しかも、近藤さんは、たったひとりで委員会にのり込み、なぜこうした陳情を出したのか説明させてほしいと申し入れ(前例がない)、それを実現させてしまいました。そのときの態度も立派でした。はじめての議会の委員会だというのに、物怖じすることなく落ち着いて、要点をきちんと説明されたのには驚きました。後でお話しを聞けば、心臓が爆発しそうだったとか。
また、近藤さんは向上心の強い人でもあります。忙しい生活の合い間をぬって、政策の勉強にも熱心に取り組んでいます。政治スクールの通信科コースを受講し、この春、政策提言コースを修了しました。
これからの議員は単なる地域の代弁者(パイプ役)にとどまらず、積極的な政策提言が求められています。そのためにも、常に新しい知識や情報を取り入れようとする姿勢が大切です。近藤さんは、すでに身をもってそれを実践しています。
いつか彼女がにっこり笑って言ったことばを今でも覚えています。「政治って人を幸せにするものなんですね」って。
この政治に対する信頼感、超ポジティブな姿勢こそ、いまの議員に欠けているものであり、私が近藤さち子さんを推薦する最大の理由です。
この町の未来のために、議会という政治の舞台で、思いっきり活躍していただきたいと切に願っています。
ぜひ、皆さんの力で近藤さち子さんを議会に送り出してください。
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