| 2004年5月発行 第34号 |
| <WEB版> |
| 条例をはじめて議員提案! |
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@ 愛川町自治基本条例
A 町政への住民参加の推進に関する条例 |
国に法律があるように町には条例があります。条例はいわば町の法律ともいうべきものです。
議員になるまで、私は、条例は議会がつくるものだと思っていました。ところが、それが違ったのです。確かに、議決をするのは議会ですが、条例をつくるのはほとんどの場合、町長なのです。町長がつくって議会に出す、その状態がずっと続いてきました。
しかし、3月議会では、これまでの慣例を打ち破って、私たちは2つの独自条例を議員提案しました。@を小島総一郎議員(あすか代表)が
Aを熊坂てつが提出者となって(@Aとも賛成者3名)提案しました。
残念ながら条例は否決されてしまいましたが、どうも、条例の内容ではなく、条例を議員提案したことが問題視されてしまったようです。
しかし、議会も変わらなくてはいけないと思います。これからは議会も評価される時代です。有権者の目も厳しくなっています。議会が何を生み出したか、議会の成果は何か、それが問われるようになります。
提出された議案をただ議決するだけでは、議会の付加価値はゼロです。議会が生み出すものは何もありません。
これからは、議会が条例をつくる時代です。まさに、今回の議員提案はその第一歩だと思っています。
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| ◆ では、どこが違うの?
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町の条例は、第5条「町民等は、自治運営の主体であり、自治運営に参加する権利を有する。」となっています。
もう一度、声に出して読んでください。何か異質なものを感じませんでしたか?
そうです、たった一行のこの文章が、この条例の精神を象徴的に表しています。
「町民等」って一体誰のことなのでしょうか?「町民等」だなんてことばの響きも悪いし、誰だって言われていい感じはしません。
しかも、主体性の感じられない「町民等」が自治運営の主体だなんて、一体誰がこんな文章考えたのでしょうか。いかにもお役人的で、尊大な感じがします。
これを読んで、自治運営に主体的にかかわろうという町民はまずいないと思います。第一、自治運営という言葉が一体何のことかわからない。
それに対して議員案は、「わたしたち町民は、まちづくりの主体であり、まちづくりに参加する権利を有する。」です。いかがですか。
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| <一般質問> |
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奥に見える平屋の建て物がありんこ作業所(本所)
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*ここは、元町営住宅の跡地で、敷地全体では約2000uある。
*手前に畑があるが、この地区は、都市マスタープランでは中心商業地域として位置付けられている。
*町有財産の有効活用といった視点からも、単独施設ではなく、多目的施設の建設が望まれているのだが、、、 |
計画段階からの住民参加
―ありんこ作業所(本所)の建て替え― |
○てつ 12月議会において、ありんこ作業所(本所)を多目的に利用できる複合施設にという内容の陳情が趣旨採択された。住民参加を掲げるなら、陳情者と議会の意思を尊重し、ここは原点に返って、住民参加で考えるべきではないか。
○町長 ありんこ作業所の建て替えについては、住民皆さんの声、特に利用される当事者や各福祉団体からもご意見をお伺いしたが、高齢者作業所などとの複合施設としてよりも、単独での整備を希望される意見が多く出された。
○てつ 高峰分所の方は築40年経っていて、老朽化もひどいが、中津の本所は築20年ほどですね。では、一番古い町営住宅は、どのくらい経っているか。
○建設部長 昭和37年に建設しました原臼住宅です。
○てつ 既に40年経っているわけですね。それに対して中津本所の方は20年ちょっと。ここでちょっと立ち止まって、住民参加で考えてみようというお考えはありませんか。
○町長 中津の本所は、トイレを改造するとなると、大規模改造をやらなきゃいけない。まず古い方の高峰分所、それが完成したら中津の本所ということで、お待ちいただいているところです。
○てつ それもふくめて、1年か2年、お待ちになれないんですか。
○町長 1年でも早く作業所を完成させて、入所をさせていきたいと考えております。
○てつ はい、わかりました。しかし、障害福祉は、いま大きな変革の時代に入っています。ありんこ作業所の関係者も複合施設の視察に行ったりして、この間意識も変化してきています。そうしたこともあるので、1年か2年待ったらどうかとおたずねしているのですが。
○町長 1年でも早く建設をし、作業所として皆さんに気持ち良く、楽しく利用していただきたいと考えております。
○てつ では、(障害者の)生活支援センターと、ありんこ作業所の建て替えを結びつけて考えたらどうですか。
○町長 支援センターについては、将来的には町に1カ所、できるだけ早く、1カ所で対応をしていくべきじゃないかと考えております。
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| *町長、支援センターつくるそうですよ! |
しかし、一度つくってしまうと、後になって支援センターをという声が出たときに、また壊して建て替えというわけにはいきません。将来のこともよく考える必要があります。
また、単独での建て替えとなると、公平性という観点からも問題が出てきます。もし、ほかの団体から、自分たちにも作業所をつくって欲しいと言われたとき、一体、町はどうするの
でしょうか。 |
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| 生き生き健康体操教室 |
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町では、14年度から、「生き生き健康体操教室」を始めました。参加者からは、運動不足やストレスが解消された、筋力や体力がアップし、階段が上れるようになったなど、多くの声が寄せられています。
しかし、16年度は対象年齢が引き下げられため、お年寄りが継続して受講できない可能性が出てきました。
健康体操は続けてこそ意味があります。なぜ、事業を後退させるのか、委員会でもこの点が問題になりました。
案の定、応募者は60人の定員をはるかに超えて99人にも達しました。すごい人気です。町も今回は全員を受け入れましたが、来年どうするか、今から対策を考える必要がありそうです。
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| 中学校給食はどうなるの? |
これまで3回検討委員会が開かれました。しかし、給食ではなくて、主に「昼食」について議論が行われました。今後は、「業者弁当宅配方式」などの検討も行われるようです。
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| 予算に反対しました! |
反対の理由はただひとつ、幣山下平線につきます。幣山下平線の見直しなくして、町民のための財政運営はありません。この道路をつくるお金があれば、中学校給食も可能です。
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| 議員定数の削減を求める陳情 |
議員の定数を現在の19名(2名欠員)から3名削減して16名とするよう求める陳情が3月議会に提出されました。
これを審議した総務常任委員会は、次の6月議会においても継続して審議することにしました。
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ええっ、こんな時に、
下水道使用料の値上げなんて! |
| 7月から下水道使用料が平均8.9%値上げされます。世の中、デフレで物価が下がっているのに(年金や児童手当も物価スライドで0.3%引き下げられます!)、なぜ値上げしなくてはいけないのでしょうか。私は値上げに反対しました。 |
<反対の理由>
今後3年間の財政計画では、値上げによって約1億円の増収になります。もし、値上げをしなかったらその分一般会計の繰入金が増えます。
しかし、もう一度よく財政計画を見てみますと、値上げをしなくても、一般会計の繰入金は減って行くのです。毎年1千万円ずつ。
なぜなら、下水道の整備が進んで、利用者が増え、入ってくる使用料が増加するからです。
国民健康保険のように繰入金が雪だるま式に増えて行くのだったらともかく、逆に、毎年1千万円ずつ減少して行くのに、なぜ値上げするのか、理由がわかりません。
もうひとつ重要なことがあります。それは、下水道工事の落札率です。厳しい経済状況を反映して、過去3年間の落札率は極めて低い水準にあります。予定価格との差は3年間で5億円を超えています。大変なメリットです。
今後3年間同じような状況が続くなら、値上げ分に相当する1億円をはるかに超える金額が、落札率の低下によって生み出されるはずです。それなのに、なぜ?
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| 突然、本会議で不採択となった年金制度の陳情 |
多くの国民が老後の不安を訴える中、いま、国会では、年金制度の改革が議論されています。こうした折り、昨年12月、最低保障年金制度の陳情が出されました。しかし、結論は出ませんでした。
3月16日、再度、委員会が開かれ、高齢者が安心して暮らせるように「最低保障年金制度」をつくる部分については意見が一致、一部採択と決定しました。
ところが、議会最終日に不思議なことが起こりました。
意外や意外、委員会で一部採択された陳情が、本会議で逆転、否決されてしまったのです。
しかし、それ以上に私が理解できないのは、委員長報告に対して何の質疑もなく、また、反対の討論もなく、陳情が否決されてしまったことです。これには私も唖然としてしまいました。
陳情を付託した委員会の決定に反対であるならば、なぜ、反対するのか、すくなくとも反対の討論を行って、その理由を明らかにするのが、議員としての「責務」ではないか。そして、それが議会に対して求められる「説明責任」であり、また、言論の府としての議会のあるべき姿ではないか。
採否は結局「数の論理」で決まる。しかし、議会の議会たる由縁は、そこに至るまでの「議論」にあるはずだと思うが、いかが。
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| 議会の秩序保持について |
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議会最終日の24日、上記のテーマで全員協議会が開かれました。
冒頭、議長より、山中正樹議員に対し「議会の秩序を乱し、議会制度を無視した重大な問題行動」が見られることから、協議を願いたい旨の説明がありました。
それに対して、7名の議員から謝罪と反省を求める発言がありました。
休憩の後、山中議員は、いろいろご指摘をいただいたが、事実が確認できなかった点については、後日確認をさせていただくとして、こういう事態を招いたことに対して申し訳なかったと謝罪しました。
また、新人議員として走り過ぎたかなと反省している点もあるが、もし、まだ納得が行かないという方がいらしたら、文書で、質問なり、抗議なりいただければ、きちんと事実確認をして、納得がいくかたちでの対応をさせていただきたいと答えました。
最後に、議長が「今後、反省がみられない場合は厳しい措置で望むことを警告する」と述べて全員協議会は終わりました。
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<ためいき>
1月の臨時議会では、議員不祥事の後をうけて、政治倫理の確立に関する決議が行われたが、今回の本会議での突然の否決といい、また、議会の秩序保持の問題といい、いずれも議会の基本的レベルの話ではないだろうか。 |