| 熊坂てつ 議会レポ−ト |
| 2001年9月発行 第24号 |
| 来年度の予算に生かそう! 9月議会 決算特集 |
9月議会では決算の審査が行われました。 私たちが納めた税金がムダなくきちんと使われたかどうか、チェック機関としての議会の役割が問われるところです。 |
| 「大江戸物語」は454万円の赤字 |
去年、10月1日文化会館で行われたお芝居「大江戸物語」は、かかったお金が703万円、入場料収入が約249万円で、差し引き454万円の赤字だったことがわかった。 いくら愛川町の「文化の向上」のためとはいえ、果たしてそんな税金の使い方を町民は許してくれるだろうか。また、入場料を払ってご覧になった方も、まさかその上さらに一人当たり7275円もの補助金が出されていたなんて果たしてご存知であっただろうか。 |
| 小児医療費の助成 |
<基礎デ−タ> 12年度末 0歳から3歳までの対象者は1598人 交付されているのは1353人(85%) 年間必要な予算は約4500万円 *所得制限をなくした場合 →新たに約800万円が必要になる *さらにこれを6歳まで枠を広げた場合 →約700万が必要(所得制限なしです) *9月議会では、国への「乳幼児医療費無料制度の創設を求める意見書」が採択されました。 |
| 小学生に町営のプ−ル スケ−ト場の無料開放を! |
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愛川町が「町民みなスポ−ツの町」を宣言して久しいが、このところ子どもたちのスポ−ツ熱は下がる一方だ。それは町営のプ−ル、スケ−ト場の利用者数の減少にも現れている。 この際、思い切って町内の小学生に無料開放したらどうか。そうすれば、お金をかけてつくった施設の有効活用になるし、何より子どもたちへのスポ−ツの普及・振興になる。 プ−ル、スケ−ト場の小学生の利用者数は年間約3万人、入場料の合計はあわせて約435万円。たった1本の文化事業の赤字より少ない金額でそれが可能となる。一考の余地はありそうだ。 |
| 6期24年間 町長の退職金は? |
町民であれば、6期24年間も町長を務められた方の退職金については、誰もが興味を持つところです。 町長の場合、特別職で任期が1期4年間なので、4年ごとに退職金が支給されます。金額は報酬の45%×48か月で、1856万6千円になります。 |
| 本当に町は変わるのか
? 町長選挙を考える |
24年ぶりに町長が変わるというのに、まちづくりをめぐる議論はいまひとつ低調だ。各候補とも自らの政策とビジョンを示し、大いに議論してもらいたいところだが、なぜか不思議なほどそういった動きはない。 一時期、公開討論会の話も出ていたが、それもいつしか消えてなくなってしまった。少なくとも町長を目指すのであれば、小異をすて、万難を排してその実現に努力してもらいたいと思うのは私ひとりの願いではないはずだ。それが今回の選挙における町民への最大のプレゼントなのだから。 4年に一度行われる町長選挙は、自分が住む町のことを改めて考えてみる良い機会だ。そこで、Eメ−ルを通じて知人が寄せてくれた思いを皆さんに一部をご紹介したいと思います。 |
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Q1.今回の選挙の争点は何か 小泉内閣でポピュラーになった「改革」を一般の方々も多少なりとも理解をし始めて、何かが変らなければいけないと思うようになってきています。 その中で、一体何がどのように変るのだろうか?がポイントになっていると思います。 Q2.今回の選挙をどう見るか 私は仕事で他県を転々と13年間歩いてきました。各地の選挙も見てきました。 結局、力を誇示する為に器を作ったが、魂が入らないまま無用の長物となり、町の財政を圧迫しているというパタ−ンがあちこちで見受けられます。何か諦めにも似た気持ちで、「政治とは力を誇示するもの」と思っています。 非常に悲しい事だが町民がその様な事に慣れっこになっていた事も事実です。私は、「改善」ではなく「改革」をスローガンに15年以上社員教育をして来ました。 こんな一小市民でさえ解っている事が、何故「長」になると出来ないのだろうと不思議な目でみています。 Q3.新しい町長に何を期待するか 「変えて頂きたい!」町政も町の住民の考え方も。(ここのところは小泉さんに同調できるところです。)器を残す事が仕事だ!などと馬鹿な考えを持たず、冷静に「町を伸ばす!」事を考え、実行して頂きたい。 自分の子供に自信を持って「就職はこの愛川町にしなさい!」と言えるような将来性、自立性、を蓄え、そして神奈川県のなかでも優秀と注目される様な健全さと若さを打ち出して頂きたい。 4、最後の一言 年をとると頭が固くなるが、若い人は考えも柔軟で、失敗しても冷静に軌道修正が出来ると私は考えています。 |
| <Bさん> | ![]() |
Q1.今回の選挙の争点は何でしょうか 未だ、何も見えません。 山中さん以外の候補者も回ってこられますが、愛川を変えましょうというばかりで、何を目指しているのか具体的なものが見えません。 Q2.今回の選挙をどのように見ていらっしゃいますか 私は一つの視点として、お金をかけない選挙に徹した人を入れたいと思っています。 Q3.新しい町長に何を期待されますか @町民が自由に発言でき、やりたいことを 制約されない行政の確立。 A声を出せない人の声を聞く努力をする行政。 B住民の立場にたった情報公開と、住民の意見を聞き入れる行政 C地域エゴに左右されない行政 Q4.これからの愛川町はどうなると思いますか 選挙戦は今までより面白くなると思いますが、誰が選ばれるかによって変わるか変わらないかが決まります。それはとりもなおさず、町民の意識次第だと思います。 |
| <Cさん> | ![]() |
誰がなっても愛川町のホームページを便利に活用できるようにしていただきたいと思います。隅々の情報が行き渡るように。常に更新して。まるで愛川町が毎日発行する新聞のように。 お金をかけて作った施設だって存在を知らなければ利用する事は出来ません。 自分達の払っている町民税が自分達に間違いなく返って来ていると実感できるような愛川町が理想です。それには頻繁に情報を流してもらわないと。いろんなネットワークの充実。一番お願いしたい事です。 |
| <Dさん> |
Q1.今回の選挙の争点は何か @町を変える為の魅力ある短、中、長期ビジョンの提示 Aそれを実現する為の具体的実行プランとスピードの確約 B住民参加型の行政システムの訴求 C21世紀へ向け町が生まれ変われるかどうかの選択であり、無関心層(実は無関心ではない)をいかに引き付けるかが勝負だと思う。 Q2.今回の選挙をどう見るか 多くの町民は自分達の為に真剣に、より良い方向付けと選択がされ、それを確実に実行に移していく信頼出来る行政を渇望している。そして、旧態依然たる現状にはうんざりしているのは確かである。 無関心層は寡黙で、受け身で、表立って発言はしないが、現状に対する不満、要望がかなり鬱積している。しかし、反面ほとんど政治には期待していない。 今回の選挙でそこに訴求し、魅力有るリーダーと感じて貰えれば、かなりのパワーとなってくれるだろう。 Q3.新しい町長に何を期待するか 1、町を変えようとする強い意志と魅力有る具体的プランと確実な実行。 2、企画し、実行し、町民の評価を受け、次の企画へ確実にF/B(フィードバック)するシステムを行政の中に確立する。 3、情報の開示。(奇麗事だけでなく失敗した事、悩んでいる事等町長としての情報も) 4、町議の総ての判断は一部の団体や個人のものではけっして無く、総ての町民の為の最善の判断機関であるべきである。長として常に町民の為と言う篩を持ち判断し、決定して欲しい。 Q4.これから町はどうなる 愛川町規模の自治体では誰がリーダーになるかで大きく方向性が変わってしまう。これまでのようなお役人的発想では、町は一切何も変わらない。 あまり特徴、特色を持たない愛川町は多くの自治体がやって失敗している様な付け焼き刃的目先の金のばら撒きで箱物を造ってもしようが無い。(もうこれ以上はいらない)住民が安心してゆったりと、心豊かに暮らせる町づくりを目指すべきと思う。 この夏北陸を旅して感じた事として強く印象に残っているのは、各地の観光地や温泉ではなく、何キロにも及ぶ県道の両側に手入れの施された美しい花壇が続いていた事。その風景に接し、そこに住む人たちの豊かさを感ぜずにはいられない心暖まる心地でした。 住む人たちの姿勢が他県から訪れた人の気持ちをも引き付ける、そんな町づくりを目指すべきではないかと思う。 |
| 9月定例議会一般質問 |
1.子育て支援センターについて 2.児童虐待について 3.「ひきこもり」について 4.精神保健福祉事業について 5.ごみ処理広域化について 6.幣山に計画中の産廃施設について |
| <てつの解説> これからの市町村は住民に一番身近な自治体として、児童、高齢者、障害者すべての福祉サ−ビスに責任をもつことになります。いままで県がやっていた仕事もこれらは町が行うことになります。 いかに質の高いサ−ビスを効率的に提供するか、それがこれからの自治体の大きな課題となります。今回の質問はそういった視点から行いました。 |
| みなさんの家庭から出るごみを処理するのに一体いくらかかっているのでしょうか。環境課の協力を得て、簡単な表をつくってみました。 |
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| *9年間でごみの量は30%弱増えました。 *それに対して処理費用は2倍!になりました。 *そのために町民一人当り1万5千円を負担し ています。(4人家族では6万円になります) |
ごみ処理のために自治体財政がパンク? 平成12年度で見ると、ごみ処理の総額は9億7千万で一般会計の7.7%を占めています。町の教育費が10%ですから、ごみ処理のためにいかにたくさんのお金を使っているかおわかりいただけると思います。 この傾向がこのまま続けば、将来税収の伸びが期待できず、また、少子高齢社会の到来でますます行政サ−ビスが増大する中、自治体によってはごみ処理のために財政がパンクということにもなりかねません。ただごみを減らそうというかけ声だけでなく、これからはきちんと目標をもってごみ減量に取り組むことが必要です。 ちなみに、海老名、座間、綾瀬の3市で構成する高座清掃施設組合は10年間で50%ごみ減量の提案をしています。 |
| 町長選挙に思う |
いま時代は激しく変化しています。 6年前、議員になったときは、愛川町の空気が澱んでいて、一向に動こうとしないのに苛立ちを感じたものですが、今は、変化のスピ−ドに誰も追いつけないといった感があります。 それに加えて、昨今のIT革命です。いままでの経験と実績を誇るトップほど、ITの前に心細く且つ情けなく感じるものはありません。トップが一番ITがダメ・苦手、これでは安心して町政を任せられません。 来るべき時代とは未知の時代のこと。過ぎ去ってからそれに気付くのではなく、過ぎ去る前に。まだ新鮮で柔らかく形が整っていないときに、それに相応しい形を与え、より優れたものをつくっていく、まさに政治は芸術です。 |