町民一人ひとりが何の足枷もなく自由に発言できる
地域社会としてのまちづくりを求める陳情

   陳情とは実情を述べて配慮を願うこととあります。
   配慮ある行政に配慮を願わなければなければなないこと、はなはだ残念に思うわけですか実情をお話しします。

   実情は先日半原・田代地区の区長連名(個人名は明記されていません)で陳情署名が地区町内会の班長さんを通して回ってきました。内容は町道事業推進というものです。昨年の総会で議題になく、今年の総会前でしたので、住民からの要望、要請でないことはわかります。

「道ができると霊園に行くのに便利になるようだよ。」また「班長の私の手前家族全員の名を書いて印を捺してくれ」と言った調子で印を捺した人が多くいたと聞きます。言ってみればは上からの圧力と日本国民固有の運命共同体としての隣組的精神をうまく利用した署名運動に思えてなりません。民主主義とはおおよそかけ離れた人権無視の方法で署名された恐れがあります。内容の提供も片寄りがあり天然記念物の生息地で環境破壊の恐れがあることも何もうたっていませんでした。

   ご配慮願います。
   一人一人が自由に思ったり考えたり創造したり知恵を働かせたり言葉にしたりするには地域社会の情報提供やいろいろの活動のできる場(建物でなく)が多ければ、その分だけ思考錯誤し、取捨選択しながら最善の方法を自分で表現できるものです。今回に限ったことではないのですが、一方的に上からの指図で物事が進むような方法は住民私たち一人一人が何の疑問をももたなくなり思考したり、創造したり言葉にしなくなってしまう非常に恐れるべき現実となってしまうことです。町づくりビジョンに「豊かな人間性を育む文化の町づくり」とあります。私たち大人が豊かな人間性を身につけ崇高に生きて次世代へつなげていくことが文化となることと確信します。

                                                          平成12年5月30日
        愛川町議会議長田渕国夫様

                                 陳情者 平川元美 愛川町半原2652-1
                                           
*もう一人の陳情者については、本人より名前の削除の要請がありましたので、これを削除しました。(2003.6.29)