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神奈川県最低賃金改定等についての陳情
賛成討論
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委員長報告は趣旨了承ですが、私は趣旨了承には反対です。なぜ、採択ではなく、趣旨了承なのか、私には理解できません。
委員会の審議においては、陳情の趣旨については理解できるが、すでに県の審議は終了してしまっている、ここで陳情を採択して意見書を出しても、「とき既に遅し」で時期を失してしまっている、、、、だから、趣旨了承でいいのではないか、、、というのが委員皆さんの考え方ではなかったかと思います。
しかし、それには異論があります。
意見書を出す出さないは、陳情の審査とは別問題です。
議会としては、あくまでも陳情の内容について審議を行い、採択か不採択かを決めるべきです。
そして、そのあとで、意見書を出す必要があれば、出せばいいのであって、タイミング的に、もう遅いからという理由で、陳情まで不採択、いや、失礼しました「趣旨了承」ですね、実質的には不採択ですが、陳情を「趣旨了承」にしてしまうのは、問題です。正しい考え方、判断ではないと私は思います。
しかも、時期を逸したことに関して、陳情者には何の問題・責任もありません。この陳情は、県下の市町村議会に対して、同じ時期に提出されています。愛川町議会に対してだけ、陳情の提出が遅れたということはないのであります。
原因はむしろ愛川町議会の方にあります。陳情の取り扱いに対する議会の対応の仕方に問題があったからです。そのため、同じ時期に陳情が提出されても、愛川町議会では、他の議会と比べて、審査が3か月遅れとなってしまったわけです。
陳情者に原因があるならともかく、こちら側の原因でタイミングを逸してしまったわけですから、議会は、その点も考慮して判断をすべきであります。
そうでないと、愛川町議会は陳情の審査を遅らせただけでなく、陳情そのものも、否決、いや、正確には「趣旨了承」ですが、いずれにしても採択にしなかった。愛川町議会はいったい何を考えているんだ。何て自分勝手なのだ、そして、働く者、労働者に対して何て冷たい議会なんだと、思われてしまいます。
県下の多くの議会では、この最低賃金に関する陳情は「採択」されています。いわば、「採択」は議会の常識とも言えます。
他の議会が「最低賃金制度を格差是正のための社会的セーフティーネットとして」積極的に評価し、採択しているのに比べ、愛川町議会が採択とはほど遠い「趣旨了承」では、議会としての見識が問われます。
この際、陳情の趣旨が理解できるのであれば、まず、それに対して賛意を示し、採択すべきです。
然る後、意見書の提出に関しては、タイミングの問題もあり、今回は提出をしない、と、するのが、現状を踏まえた適切な判断であると思います。
いまからでも遅くはありません。考えなおして、陳情を採択し、愛川町議会の見識を示していただきたいと思います。
くれぐれも任期最後の議会に汚点を残さないよう、議員みなさんが賢明なるご判断をされることを期待して、会派みらいの、陳情に対する賛成討論、委員長報告の「趣旨了承」に対する反対討論といたします。
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