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議案第33号 一般会計補正予算に対する賛成討論
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議案第33号 一般会計補正予算に対し、会派みらいの意見を申し上げます。
今回の補正は、主に、誘致する病院関連の予算であります。
新病院の誘致・建設は町民の願いであり、そのための予算計上に反対するつもりはありませんが、チェック機関としての議会の立場から、あえて、いくつか指摘をしておきたいと思います。
過日、町長は、議会で、春日台病院の閉鎖にともなう今回の事態は、まさに「寝耳に水」であったといわれましたが、別の見方をすれば、いわば交通事故のようなもので、いくら相手に問題があるにしても、事故の原因はこちらの前方不注意です。こちらが事前の注意を怠ったことは紛れもない事実であります。
消防も防災も予防にまさるものはありません。
行政の運営においても然りです。
事が起きてから対策を考えるのでは遅いのです。
お尻に火がついてから慌ててバタバタしないためにも、事前の備えをしておくべきでした。
行政だけでなく、議会も同様です。
春日台病院の問題を含め、地域医療の現状についての認識が不足していました。その点は真摯に反省しなければならないと思っています。
さて、今回は、病院の誘致に関して都市計画法の改正も問題になりました。しかし、都計法の改正に伴い、調整区域に規制がかかるということは、すでに、2年も3年も前から、わかっていたことです。
本町の最大かつ最重要の事業である、庁舎周辺の核づくり、庁舎周辺の公共施設整備計画の策定にもっと真剣に取り組んでいたら、当然、こういった情報は事前にキャッチできたはずです。
その上、基金はつんでも、いまだに主要な公共施設の整備方針すら立てられないというのでは、町民の皆さんにどう説明したらいいのでしょうか。
庁舎周辺核づくりは、本町のメイン事業であるにもかかわらず、ビジョンなき将来構想であり、今回の病院誘致への対応を見ても、本町の行政運営の実態と瓜二つであります。
しかも、その基金ですが、、、
1年前にさかのぼれば、郷土博物館の建設基金もありました。
今にして思えば、これを病院誘致のための財源にすることもできたのです。しかし、郷土資料館の基金にされ、浪費されてしまったことは、返す返すも残念です。
もちろん、こうした状況の仲で、投資効果のない幣山下平線の建設など論外です。
いずれ、この失政のツケは町民が払うことになります。
さて、病院の貸付用地取得事業ですが、
これについては、町長、無償で貸し付けるつもりであると、いわれました。
誘致する北部病院が、財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の第4条1項に規定する「公共的団体」に該当するから、無償で貸し付けることができるという解釈ですが、、、質疑の中で明らかになったように、これには問題があります。
もし、北部病院が公的医療機関なら、特定医療法人の認可を受けているなら条例の適用も可能で、皆さんの理解も得られやすいと思います。
しかし、現状は違います。
いわゆる普通の民間の医療法人です。
確かに、突然、春日台病院が閉鎖され、新病院の誘致は、町にとって喫緊の課題であり、また、町民の悲願でもあります。
しかし、いかなる事情があるにせよ、条例に規定する「公共的団体」に該当しない以上、議会の議決なしに、土地の無償貸付はできません。地方自治のルールに反することになります。
基本的に、私は、わが会派は、無償貸付に反対ではありません。
ただし、当然のことですが、地方自治の議会制民主主義のルールに従って進めていただきたい。
あえて、ここで議会に提案される際のポイントを述べておきますが、3つほどあります。
現状は、公的医療機関ではないことから、実質的に、公的医療機関に近いものにしていく取り組みが必要です。
@それを担保するものとして(仮称)愛川病院運営協議会の設置
A自治法157条における「公共的団体」の位置づけを明確にすること、すなわち、経営内容の公開や長の調査と監査権の明確化
B北部病院さんには、いずれ、できるだけ早い時期に、社会医療法人へと移行していただくこと。そうすれば、名実共に、公益性も高まり、行政のチェックもしっかり行えることになります。
参考のために、「公共的団体」と認められるにもかかわらず、あえて、議会の議決を求めた自治体を紹介しておきます。
武蔵村山市⇒公的医療機関といわれる特定医療法人です
練馬区⇒公共性の高い、順天堂大学病院です
繰り返しますが、無理な条例の解釈をして、将来に禍根を残すより、ここは、住民代表で構成する町の意思決定機関である議会の議決を求めた方がよろしいですよ、と申し上げて私の討論といたします。
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