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| 議長専用車に対する私の意見 |
私は以前から議長車もいらない、必要ないと考えています。平成15年の6月定例議会では、一般質問でこの問題を取り上げています。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/aikawa/aikawa.html
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専用の町長車を購入し、さらに運転のための職員をひとりはりつけ、年間1000万円近い経費を使うのは、税金のむだ遣いじゃないかと質したのに対し、町長は、「町長車は単なる移動手段でなく、公務の特殊性からして、移動途上における執務室ともなり得るわけでありますし、非常時に備えた機敏性が常に要求され」るので、町長車は廃止しないと答弁しました。
しかし、1日平均50キロしか走らないのですよ、町長車は。実働で考えれば、たったの2時間です。たったそれだけのために、専用の町長車(500万円以上)を買って専属の職員を配置するのは、民間では考えられないことです。やっぱり、どこまでもお役所感覚が抜けきれないのでしょうかねぇ。
さて、議長車ですが、町長車よりさらに利用頻度は少なくなります。年間180日ちょっと。2日に1回のペースです。走行距離も年間で1万キロ弱です。そのために、1000万円近い税金が使われているのです。
なぜ、行革の対象にならないのかですって。それは、議長車は議会に関わる問題なので、議会が自ら率先して改革するしかないからです。つまり、議会にその意思がなければ、こうしたむだな(と私は思う)議長車は存在し続けるのです。議長車がそうなら、当然、町長車も同様ということになるでしょう。
ということは、逆もまた真で、議長車が廃止されれば、町長車も同様に廃止される可能性が高いということです。予算を議決するのは議会ですからね。新しい車を購入するための予算が出されても、行革に反するという理由で議会は否決できるのです。そういう認識に立てばの話ですが。
この際、議会が議長車はいらない、議長車は廃止するとはっきり意思表示すれば、きっと町長も町長車の廃止を考えるでしょう。
まさに、願ったり叶ったりで、コスト削減のダブル効果が期待でき、行政改革の視点に立てば、万々歳なのですが、、、、。そうはなりませんでした。議長車が廃止になれば、町長車も廃止になってしまう、そのことが逆に作用して、廃止に対する暗黙のプレッシャーとなった可能性もあります。
しかし、議長車も町長車も議長や町長のポケットマネーではなく、「税金」で買うのです。そのことの意味をもっと考えてほしかった。一番のポイントは、ある委員が言ったように、「一般の住民がどう見ているか」であり、いかに住民の気持ちに沿った判断をするかということです。
ましてや、愛川町は自治基本条例の町です。住民参加の推進という視点から考えれば、町民アンケートもひとつの方法です。そして、住民にも議論に参加してもらうのです。もっとも、あまり格好よくないけど、、、ね。
しかし、私はやってみる価値はあると思います。ただ、それだけの覚悟が議会にあるかどうか。住民参加をしっかりと受け止める覚悟があれば、格好よくないを通り越して、画期的な出来事になると思うのですが、、、、。
それと、残念だったのは、終始、狭い範囲で議論が行われていたことです。確かにテーマは「議長車」でしたが、議長車だけが問題じゃないんです。議会として、これから取り組まなければならない問題・課題がいっぱいある。「議長車」はその中のひとつのテーマに過ぎない。
折角、議会改革のために設置された検討委員会を舞台に議論が行われたのだから、もっと他のテーマにも関連づけ、広い視野・視点から、この問題を議論してもらいたかった。
いま、より一層開かれた議会が求められていますが、そのための改革が必要です。当然、その中にはお金のかかる事業もあります。例えば、これから各地の自治体議会で採用が進む「インターネット議会中継」、これをどうするか。私はこっちの方が議長車より優先順位が高いと思っています。(便益が議長個人でなく、インターネットを見ることができる全町民に及ぶから)
すでに隣りの城山町では、12月議会よりインターネットによる議会中継が始まっています。それから逗子市でも始めましたね。
愛川町はどうするの? やりたいのですが、、、、やるとなるとお金がかかるのです。問題は、そのためのお金・財源をどうするか、それを考えなくてはいけません。
町長におねだりして予算をつけてもらうのもひとつの方法です。他の(教育や福祉などの)予算を削って議会費を増やしてもらうのです。
格好悪いですが、これからの時代、インターネット中継がどうしても必要ならそんなこと言ってられません。他の予算を削ってもこっちに回してもらいましょう。自前の財源を持たない議会だから仕方がないと言って自分を慰めましょうか。
しかし、こういうときこそ、発想の転換をしましょうよ! 議会なんだから、叡智を結集しましょうよ。よそから財源を回してもらわなくても、ほら、財源はあるじゃない!
議長車に使うお金が、、、。それをインターネット中継の財源にすればいいじゃない。そうすれば、町長におねだりしなくても、すぐネット中継が実現できます。
◆議長公用車の廃止→削減効果
http://www.tetsu-kumasaka.com/501gicho-car1.htm
ハイヤー方式(時間制)なら、年間900万円が1/3の300万円でできる。600万円の削減効果だ!
600万円あれば、ネット中継の初期投資の金額とても十分だし、運営費も出せる。
議長車という狭い範囲の議論をしていたら、こういった考えは出てこない。しかし、町民にとっては、議長車にお金をかけるんだったら、そのお金をもっと別のことに使ってほしいと思うはず。そのお金でインターネット中継ができるんだったら、8割、いや9割以上の人がこちらを選ぶと思う。やはり、議会はいつでも町民の立場に立った議論・判断をしなくちゃいけないと思う。
* 議長車の検討が終わった後(!)、次の改革検討項目として、ある会派から「議場内のモニター設置」が提案されたが、もうそういった時代ではないと思う。ある特定の場所でしか見れないものをお金をかけて設置しても、すぐまた、(自宅で好きな時間に見れる)インターネット中継に設備変更しなくてはならなくなるはず。二重投資は避けなくてはならない。(ましてや議会がそれをやってはいけない)
それと、これは「オマケ」の部分だが、もし、愛川町議会が議長車を廃止して、そのお金で(これがとても重要だ)インターネット中継を実施したとなると、きっとマスコミもこれに注目すると思う。
首長におねだりして(他の予算を削って)やるんだったら誰でもできる。「自ら身を削って財源を生み出す」という点が素晴らしいのだ。これからの時代、行政だけでなく議会もまた、こうした考え方で行かないと、財政運営もうまく行かないと、ひとりひとりが認識すべきだと思う。
「議長車を廃止してインターネット中継 愛川町議会」
こんな見出しがある日の新聞に見られたら最高!
それでなくても、昨年は議員の不祥事で幕が開いた。また、秋には、議員の寄付行為が新聞報道された。議会に対する風当たりは強い。そうした汚名を挽回するためにも、議会が頑張っていることをアピールする必要がある。
現状維持では誰も何も評価してくれない。ましてや、議会改革に取り組んでいるんだから、「改革」という名の看板にふさわしい議論をして、さすが愛川町議会だとみんなから評価されるような成果をあげたいと思う。その意味でも、議長車の廃止は目に見える形で議会の考え方を外に示すことができ、町民の不信感を吹き飛ばすいいチャンスだったのだが、、、、、。(残念)
* 最近発表された国の行革方針の中にも、「中央省庁に約3000台ある運転手付きの公用車を2003―2013年度に約600台削減する」という項目が盛り込まれている。
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