議員定数について その2

8月24日(火) 議会改革検討委員会での議論

*これは、私が委員会を傍聴したときのメモです。
*委員の発言全部を正確にメモすることは不可能ですので、これはあくまでも私の個人的なメモ(必ずしも正確ではない部分も含む)とご理解ください。
*今回は委員会での録音が許可されませんでした。
*理由は、録音を許可すると忌憚のない議論ができなくなるからというものでした。
*私としては、録音したものを公表するというつもりはなく、必ずしも正確でない私のメモをチェックするために録音の許可を申し入れたのですが、、、、

 各会派の基本的な考え方

冒頭、各会派の考え方が示されました。

愛川クラブ 常任委員会の構成を考えると18人ぐらいがいいんじゃないか
政務調査費は支給しない
それよりも行政視察を毎年実施した方がいい
愛政クラブ 定数は18でいい
人口規模からすると、寒川は21人、津久井など人口2万から3万のところは18人ぐらいが多い
愛川町の18人というのはギリギリだ
報酬は1人削減した分を18人でわける
政務調査費は認めてほしい
あすか 少数精鋭の考え方からすれば14人といいたいが、当面16人がいいのではないか
政務調査費は支給しない
報酬はアップする(率については検討する)
共産 20人に戻すのがいい、それができなければ現状維持の19人でいくべきだ
法定数に近づけるべき
町民要望の反映、政策提言、チェック機能の強化が求められる
常任委員会→充実させるべき
予算審議しきれていない
できるだけ大勢の議員の目で見ることが大事だ
近隣はあまり参考にならない
政務調査費は支給しない
報酬は増やすべき

◆ 最初に示された各会派の考え方をもとに議論が行われました。
  以下は発言の要旨です。

<委員>
町民の声→職員の数が多いから減らせ、議員も減らせ
しかし、議会の組織のことを考えるとあまり定数は減らせない
奇数はまずい、偶数でないと、、、19より18がベターだ

<委員>
町民の声というが、よくある話だ。
選挙になると、定数を減らせという声があがって、終わると静かになる
無責任な言動をされる人が多い
平素の議員活動があまり目に触れてない
税金のムダづかいだから、、、
議員定数というのは永遠の課題
減らしても減らしても出てくる、、、
A議員やB議員のように、地域での奉仕活動に参加する
→信頼関係が出てくる
→町民の声も変わってくるはず
控えめな議員が多いがもっとPRするべき
もっとわかってもらえば、、、
減らせという単純な根拠のない声はあまり聞かなくなるはずだ

<委員>
あすかに聞きたいが16人の根拠は何か
常任委員会は大丈夫なのか

<委員>
根拠というのは明確なものがあるわけではなく、それを言うのは難しいが、
今年の1月から17人でやっているけど、特に、問題はない。1人減らして16人でもやっていけるのではないか
常任委員会については、定数に応じた人数でやっていくしかない

<委員>
われわれは先のことを考えた上で議論すべきだ
定数は減って行く傾向にある。全国的に見ても、、、合併も進んでいる
津久井4町の議員、合併すれば、5〜6人になってしまう
そうした事態になったときにどうするのか
われわれとしても道筋をつけていかなければならない
定数の削減は宿命のようなものそれを肌で感じる
急激に減らすのではなく、無理なく減らす、少しずつ、、、

<委員>
よく財政的な面から定数削減が言われるが、予算に占める議会の割合はごくわずか
1人減らしても、、、あまり効果ない

<委員>
財政よりも住民の声が問題だ。それを考えると1人減が妥当
1人減らせば、もろもろ含めて800万〜1000万の効果がある

<委員>
いま1000万云々という話があったが、、、、
誤解されると困るので、決して1000万得になるからということではない
いやそうじゃなくて、もっと未来に向けた話をしようということだ

<委員>
歳出の削減というそうした考えは持っていない
定数の問題は慎重に
これは個人的な考えだが、
地方分権で機関委任事務が廃止されて、議会の責任重くなったことからすれば、減らすべきではないと考える。むしろ、数を増やすべきだ。報酬も増やしてほしい。
減らす根拠は何なのか
あちこちで減らしているからというのはナンセンスだ
それこそ時代に逆行していると思う
積極的に議員提案して政策に反映していくことが大事だ
これまで町民の声に甘んじて定数を減らしてきたが大きな間違いだ。
しかし、時代の流れもある。住民感情という問題もある。
会派として考えたとき、18人がギリギリだ
議員個人としては、C議員と同じで減らすべきではないと思う

<委員>
議員だけではなく職員も減らせという声がある
税金をムダにしてほしくないという町民の気持ち強い
大きな変化がすぐそこまできている
いずれ遠からず合併ということに(なるかも知れない)
津久井が4〜5人なら愛川町もそれでやれということになるかも知れない

<委員>
議員活動をそれ一本でやるには報酬が少ない、不十分である。
定数の削減分をそれに充てるべきだ。

10分ほど休憩して会派の考えをまとめることになる

再開後、定数を1人削減して18人にすることについて賛否を問う
賛成多数で、18人ということになる。(反対はあすかと共産)

 傍聴雑感

1人減の18人ということになったが、結果はともかく、結論を得るまでにどんな議論をしたのか、その内容、プロセスが大事だと思う。何を置いても、議会はその議論をきちんと町民の前に公開すべきである。

ところが、驚くことに、委員会は一般の傍聴を認めないと決めてしまったし、非公式の委員会ということで議事録の公開もない。これでは、住民参加はまったく図られないし、開かれた議会にはほど遠いと強く感じた。

それで、不完全ながら私の傍聴メモを公開することにした。

ましてや、町民の皆さんに関心の高い議員定数の問題である。本来ならアンケートをとるなどして住民の意見を聞くのが当然だと思うし、それが他の市町村に先駆けて「自治基本条例」を制定した議会のあるべき姿だと思う。

そういえば、委員会での議論の中に、住民参加や自治基本条例といった言葉がひとつも出てこなかったのはどうしてなのであろうか。地方分権とそれに伴う責任の重さといったことだけでなく、住民参加→住民自治こそがこれからの時代のキーワードではないか。

つまり、議員さんにお任せするのではなく、住民が自らまちづくり(町政)に参加するのがトレンドになる。問われているのは、議員の数ではなく、「議会のあり方」だ。それを見失ってはならない。

 外野席  
1人削減では、改革にならない。改革を検討している委員会なんだから、思い切ってばっさりとやらなくちゃ。そして、血もウミも出す。そうでなくちゃ、改革の名に値しない。 (ある町民の声)