| 11/22 神奈川新聞記事 町政に住民の声を 愛川町で町民フォーラム |
まちづくりへの住民参加を進めるため、愛川町で検討していた条例案がまとまり、町民から広く意見を聴く「(仮称)住民参加条例制定町民フォーラム」が二十二日、同町角田の町文化会館で開かれた。町の諮問機関「(仮称)住民参加条例専門研究委員会」の主催で、住民ら約百五十人が参加、活発に意見が交わされた。 このほどまとまった「愛川町自治基本条例案」は、町の審議会や審査会を原則公開にし、住民から公募した委員を加えることを定めている。町政の企画立案、実施、評価の過程に住民が参加できるルールを制度化した。政策案を公表して町民などから広く意見を聴くパブリックコメントや、住民投票制度を導入しているのも特徴となっている。 同条例案策定に向け、町民や町議会議員、有識者らでつくる研究委員会が昨年七月から議論を重ねてきた。当初は「住民参加条例案」をまとめる予定だったが、町政運営に住民の声をより生かしていくため、「自治基本条例案」にまとめ上げ、町民に示された。 会場からは「住民投票やパブリックコメントを機能させるためには、住民の意識を高める必要がある」「条例は、町の憲法のようなものになる。当初の予定と異なる条例を提案するなら、研究会を一度解散しては」などと意見が相次ぎ、関心の高さをうかがわせていた。 同町は、町のホームページなどで公開し、広く町民の意見を吸い上げて条例の成案をまとめ、来年の同町三月議会に提案する予定。可決されれば、情報公開と住民参加を総合的に定めた条例としては、県内初になるという。 |