| 平成14年6月議会 |
| 細野員司議員 |
| 一般質問(平成14年6月13日) |
| 質疑内容 1 市長の政治姿勢について (3)大山温泉計画 |
◇温泉に期待する声がある一方、現在の財政状況から懸念を含めた様々な意見がある。温泉が出たことで大山のイメージアップにつながつたと思うが、行政が行政サービスとしてそのような事業に入っていくのがよいかどうか。 湯量の問題、温度、立地、色々の角度から心配である。 ◇13年度に実施した基本計画の内容はどうだったか。経営問題を含め、多くの課題があり、今後の見通し、行政の取り組む事業として適当かどうか。再検討の時期ではないかと思うので、尋ねる。 ◎財政状況確かに厳しいが、優先順位いかんという議論であろう。本議会には、試掘を行う場所、経費、温泉が湧出した後の処理等を含めて、一般会計からの直接的な支出はないが、その都度、提案をし、議決をいただいているところである。 ◎厳しい状況ではあるが、多くの市民、観光客の皆さんに喜んでいただけるような温泉施設の建設については、着実に進めさせていただくというのが基本的な政治姿勢である。 |
| 石井誠一議員 |
| 一般質問(平成14年6月13日) |
| 質疑内容 1 大山温泉について (1)市営大山第一駐車場をなぜ選考地の一つに加えたか (2)市営大山第一駐車場を設置した経緯 (3)地元からの要請 |
◇過去を振り返って、矛盾を覚える。大山の観光の目玉の1つとして駐車場問題があった。第一駐車場は、昭和50年代、企業庁によって設置され、 10年間償還をし、伊勢原市に移管された。この第一駐車場をなぜ、温泉の掘削候補地の1つに加えたのか。 ◇駐車場を設置した経緯について。 ◇地元の要望によって温泉問題が出てきたが、要請は、文書であったのか。その内容は。具体的にお願いしたい。 ◎大山では過去にも温泉開発計画があり、地元では長い間の懸案でもあつた。平成6年11月に大山先導師旅館組合より温泉掘削の相談があった。 翌7年7月9日に旅館組合代表者等が県温泉地学研究所に行き、大山地区での温泉開発の可能性について相談したところ可能性はあるが、本調査をしてみなければわからないとの回答であった。 ◎旅館組合は、平成7年度の総会で温泉掘削についての説明を行い、調査費用500万円を銀行から借り入れることを決定した。 ◎組合では4業者を選定し、平成8年6月18日にコンペを行い、7月15日に(株)マグマと委託契約を締結した。委託金額は360万5,000円、委託期間は7月15日から10月15日であつた。 ◎平成8年12月20日、組合より調査結果報告書が市に引き渡された。 ◎現地地質踏査ポイントは大山地区を中心に、厚木市、秦野市にわたり合計100箇所に汲んでいる。 深度1,000m〜1,500mの間で断層が出現する位置を想定するなどの専門的な分析を経て、3月議会でお示しをした開発候補地10箇所での温泉の可能性が検討された。 工事機械の搬入路、工事敷地についての検討もあわせて行われたが、温泉の可能性、確度が90%と他の調査地点よりも確率が高いと報告されているのが今回掘削をした地点であるということである。 ◎市営大山第一駐車場については、昭和52年11月頃から当時の観光協会を中心に検討が始まり、議会や地元関係者の協議を経て、昭和54年度に神奈川県企業庁が工事に着手した。 ◎完成した駐車施設を県企業庁から市が賃借し、昭和55年8月に市営大山第一駐車場としてオープンしたもので、管理業務は市観光協会に委託されていた。 ◎昭和61年4月1日付で企業庁から市が駐車場施設を買い受けた。売買代金は、2億4,889万6,668円で、昭和61年から平成7年度の10カ年で償還したため、総額は3億182万2,820円となつている。 ◎駐車場の管理は、平成3年度まで市観光協会に委託していたが、現在は、財団法人伊勢原市みどりのまち振興財団に委託をしている。 ◎地元からの要請については、平成6年11月に先導師旅館組合代表者より、大山地区に温泉を掘削したい旨の相談があつた。文書による要望なのかの確認はできなかつた。 ◎当初は、先導師旅館組合が中心になって話しが進められたが、平成10年6月1日に大山観光振興会の総会で、関係者20名で構成する大山温泉開発準備部会が設立され、今日まで検討、協議を重ねている。 ◎大山温泉開発計画のきっかけは、観光客数の減少を危倶した地元関係者の強い要請に観光行政として応えたものと認識している。 |
| 小林京子議員 |
| 一般質問(平成14年6月13日) |
| 質疑内容 1「大山温泉計画」見直しへの考え方について |
◇なぜ温泉施設をつくるのか、これが本当に市民の要望なのかという疑問から質問をする。市民からはなぜ財政が大変という時期に大山に温泉をつくるのか、私たちの要望は財政が大変という理由で聞いてもらえないのにおかしい。 本当に観光客が増え、地元住民にとってメリットになるのかという疑間と不信の声が出されている。 ◇全市民を対象にはがきでアンケート調査を行つたが、約半数が温泉施設整備計画に反対し、32名が反対の意見を寄せている。賛成の意見は4名だけであつた。老人クラプの会員約30名にもアンケートを行つた。 ◇当初の各旅館に湯を引くという計画が温泉施設をつくるという計画に変えられている。準備部会で湯の利用の仕方を考えるとあるが、その経過報告をお願いする。 ◇温泉施設をつくるという計画に変更するにあたり、市民の意見をどのような方法で聞いたのか。 ◇アンケート調査などで、温泉施設建設に対して反対が多いととらえているが、市として温泉施設計画に対する市民の考えをどのようにとらえているのか。 ◇温泉施設で食事や土産などを販売すれば、飲食店にとっても物産店にとっても逆効果となる心配がある。その点をどのように考えているのか。 ◇目的の1つに市民のための健康づくりの施設とあり、高齢者のことも考えているとあるが、高齢者が利用するには低料金であること、循環バスなど足の確保が必要と思うが、その考えを聞く。 ◎いつ各旅館に給湯するという計画から温泉施設計画になつたのかという質問だと思うが、先導師旅館組合が温泉の調査に着手する段階では、各旅館に湯を引くことを理想とする意見はあつたようだ。平成8年に温泉の開発調査を行い、その結果が報告書にまとめられているが、予想泉量が130土40リットルと報告されている。 この時点で各旅館へ湯を引くことが難しいと判断された訳で、先導師旅館組合だけでこの事業を進めるのではなく、大山地区全体の問題として検討していこうということで、平成10年6月の大山温泉開発準備部会の発足に繋がっていつたと承知をしている。 ◎その時市民の意見をどのように聞いたのかという質問であるが、大山温泉開発準備部会は、大山地区の自治会長、先導師旅館組合代表、物産組合代表、飲食店組合代表、商業組合代表、阿夫利神社と大山寺の代表20名で構成されている。 準備部会では、藤野町のやまなみ温泉などへの視察をすると共に議論を重ね、今日に至っているという経過がある。平成8年以降、経過、考え方を含め、本議会で何回か御質疑いただいてきている。特に重要となる節目には、行政報告として本議会に報告してきた。 温泉施設が観光の拠点の一つになり得るのではないか、あるいは市民が期待している温泉施設造りをどう進めるか等の質問をいただき、建設予定地である大山の関係者だけでなく、利用する側の視点に立って広く意見を確認しながら、計画のステップを進めるとお答えしてきた。 ◎温泉施設計画に対する市民の考えをどのようにとらえているのかという質問であるが、温泉掘削後の主な点について改めて確認させていただきたい。 温泉準備部会等で重ねてきた議論と平成12年9月に実施した市民アンケート調査結果を基礎にして、大山温泉施設整備基本構想を策定した。基本構想を基に、温泉施設の基本的事項について、施設利用者の視点から検討するため、大山温泉施設市民懇話会を設置し、議論を重ね、提言がまとめられた。 基本設計についての基本的な考え方は、今後の議論を重ねるための素案を作成しているものであると管理運営方法の検討、運営計画、収入計画、支出計画の検討、交通アクセス上の課題、歩行者動線の構築等の課題があり、施設の管理運営は、重要な課題と認識している。これらの課題について様々な角度からさらに慎重な検討、協議を重ねていく必要があると考えている。 ◎それぞれの旅館に温泉があれば客を呼ぶ効果となるが、別の場所に温泉施設ができては客をとられてしまうとの質問であるが、基本構想を策定する段階の温泉準備部会の議論の中で、そのような意見が出された経過がある。 温泉開発計画のきつかけは、観光振興を期待する地元の強い要請である。どうすれば活気のあつた昔の大山の賑わいを取り戻せるのか。最近の観光の動向は。経験的に見た大山の観光客層は。様々な角度から議論を重ね、その結論が大山温泉施設整備基本構想にまとめられた。 基本構想では、基本テーマとして「歴史の地大山にふさわしい『くつろぎの湯』の創造」を掲げ、サブテーマとして「伊勢原市民の健康増進に寄与する居心地の良いくつろぎの場」 「豊かな自然に囲まれた落ち着きのある静かな市民温泉」 「21世紀の大山詣でとしての新しい形での来山者を誘致する癒しの湯」を掲げている。 さらに温泉施設単体ではなく、地域と一体となった総体としての癒しとくつろぎの場を創造することが大切であると主張している。 また、導入機能の一つに、既存の観光資源を活かす方法として地域の回遊性を高めるため、入浴しない人も立ち寄れる大山観光の情報発信基地としての場を検討ということで大山情報室を提案している。 昨年10月にオープンした鶴巻温泉駅前の弘法の里湯は、当初予測の2倍を超える利用者があり、この影響で周辺の旅館利用者も増えたとのことである。県内には多くの温泉施設がある。基本的には温泉施設だけで誘客が図れる時代ではないと考える。 御心配をされている点を含めて、この温泉施設計画を契機に観光地伊勢原のあり方についてさらに議論を深めることが大切であると認識している。 ◎循環バスなどの考え方等の質問であるが、市民の意見を確認しながら計画のステップを進めているところである。温泉を掘削し、一定の湯量が確認できたので、どのような活用をしていこうかとの計画を策定している最中である。 冒頭見直しとの質問もあったが、現段階で見直しをするという決定的な理由が見当たらない。クリアしなければならない多くの課題もある。皆様方から慎重な意見も伺いながら多くのリピーターが利用してくれるそんな施設づくりを目指したいと考えている。 ◆聞きたいのは、大山温泉の湯が出て、それを各旅館に引き湯をするというところから温泉施設をつくるということに変わった経過である。 アンケート評査や市民懇話会は、温泉施設をつくるという前提の話で、肝心の出た湯をどうするのか、例えば施設をつくるのか、温泉プールなどの健康事業に役立たせるのか、老人センターに湯を引くのかということについて市民の意見は聞いていないのではないかということである。高齢者が温泉を利用できる方策を考えていない。 温泉施設と地元の観光業との両立は難しいと思う。市民の考えを抜きにした温泉施設計画はやめて、湯が出た時点で湯をどのように利用するかというところに戻すべきではないかと忠う。温泉施設をつくることに対して市民はどのような考えを持っているかという点についての市民の意識調査をしたのかどうかを聞く。 ◎調査の結果、湯量が不足するということになつた関係で、大山で準備部会が設置され、議論がなされた。その中で、温泉井戸に近い所で施設を検討する方法が将来的なコストアップを招かないのではないかとの話になったと理解している。高齢者に対する方策についても検討中である。 ◆準備部会でどのような話がされたのか報告願いたい。市民の考えを把握することはどうしても必要だと思う。 ◎第一段階としては、旅館組合が温泉を必要とするので掘りたいという相談があつた。スタート時点で大山につくるという想定になるかと思う。 湯の量が足りないから考えようということで大山観光振興会の中に開発準備部会ができていつた。その課程で、そこにつくるかどうかの市民の意見を聞いたかといえば、その時点では聞いていない。 |