平成14年度第3回
愛川町(仮称)住民争加条例の制定に係る専門研究委員会議事録
事務局作成資料

◆日 時 平成14年9月3日(火)午前9時30分〜11時40分
◆場 所 愛川町役場4階402・403会議室

1 開 会(馬場総務課長)
2 議 題
(1)本町における住民参画の現況と課題について

< 質疑・提案 >

(委員長) 議題に入る前に、本会議の今後の進め方についてだが、「本町における住民参画の現況と課題については、今日の会議を一応の目途として、次回からは設置要綱の所掌事務に沿つて、条例の類型等についてに重点をおいた会議にしたい。

(委員) この会議では、委員それぞれの立場を尊重しながら、住民参加について話し合い、条文などの専門的なことは事務局に任せたい。

(委員) 前回の会議の現状把握の中で、区長と地区嘱託員の関係が出たが、仮に、区長と地区嘱託員をそれぞれ別の人が引き受けるとなると、地区嘱託員が区長なくしてできる仕事はほとんど限られたものしかない。
何をやるにも区長に相談などをしなければ進まないことだらけだ。したがつて、区長と地区嘱託員を分けるのはいかがか。

(委員) 現況調査票には、現状と課題について書かれているが、そうした課題にどう対処したらいいかなどの方策が何も書かれていない。

(委員) この現況調査票の意図などについて、事務局から説明してほしい。

(事務局) 庁内研究部会では、現状と課題の整理とさらに、これからどうしたらいいかということを議論している。専門研究委員会では、本町の住民参加施策には何が欠けているのか、そのあたりを議論していただいて、今後取り入れていただく項目は何なのかというご意見を頂戴したい。

(委員) 一般公募をしたけど応募者が少ないなどの現状があるようだが、やはり広報活動や情報公開に力を入れたらどうか。

(委員) 10代や20代の若い方たちの参加を受け入れる間口を広げた方が良いのでは。

(委員) PTAの役員をやったが、本来PTAの会議では教育の問題などを話し合うものと思うが、実際には町から講演会への参加やその他の依頼事項の検討がほとんど。
PTA役員がそうしたもろもろの行事や会議などへ参加することも住民参加なのであろうか。

(事務局) この調査票にもPTAの役員の方に、あて職で審議会などの委員をお願いしている事例はある。たとえば38ページの青少年問題協議会など。

(委員)各種の委員会などの代表の方が集まつて、会議の席を設けないと何もできない。また、中学生や高枝生などの意見も取り入れる必要もある。

(委員)町PTAでは単位PTAからの要望をまとめて町へ出しているが、それが形式化している。

(委員)たとえ、あて職でも、各種の委員会のメンバーになり参加することで得るものがあるはず。審議会・委員会・協議会などの違いは何か。

(事務局)特に違いはないが、審議会は町の諮問機関として、町長の諮問を受けて審議し、答申する場合に使う。

(委員)審議会などの委員構成にかたよりがある場合は問題だ。

(委員)個人的な意見だが、わたしは公募でこの委員会に参加している。謝金をいただくのはどうかと思う。

(委員)先ほど、情報公開の件が出されたが、福祉関係では全面的に公開できない部分もある。

(委員)大和市では、「新しい公共を創造する市民活動推進条例」を制定している。町でもこうした新しい公共を考えて、住民参加条例にも盛り込む必要がある。
庁内研究部会では、課題に対する方策なども検討しているという説明があつたが、この会議の席上で是非示してほしい。
また、行政側は町民からの要望を「予算がない」「できない」と断るだけではなく、話を聴く姿勢が大切だ。町と町民が一緒に働き育っていくことが必要だ。

(委員)今回の現況調査票は、町職員と我々専門研究委員が、共通認識に立つという目的で資料とした。
一般公募への応募が少ないことについて、もつと広報をということについては、古典的な方策で、どこの自治体でもどんなに広報しても応募がないものはないという現状がある。
広報紙はどうしても発行までの時間的なずれがある。
インターネットを利用する人には比較的容易に、また早く知らせることはできるが。忙しい人や若い人にいかに参加してもらうかは、どの自治体でも課題となつている。
会議なども数多く開くのではなく、回数を限定するのもかえつて参加しやすいともいえる。審議会にも2つの機能がある。
一つは、連絡調整的なもので、集まった人にあることについて認知・承認してもらうという形で住民参加をする。
ニつ目は、実際に具体的なアイディアを出し合い住民参加をする。審議会には、条例設置のしてあるものと、してないものの違いがある。条例設置のしてあるものは議会の皆さんからも承認をいただいている。
条例設置のしてないものは、町長や執行機関が自分たちのアイディアで、自分たちの責任でやるもの。条例設置のしてあるものは、議会の承認されたものであるため、ほかの審議会などとは運営の仕方も変わつてくる。
委員の報償費については、住民の参加にどういう形で費用弁償していくかは整理する必要がある。
住民参加に対する職員の心構えは、おそらく条例の中でも職員や執行機関の努力規定・責務規定が設けられると思う。一方、住民の責務規定も設けられる。

(委員)今は、趣味の仲間など様々なサークル活動をしている人が多い。昔のように婦人会だけが女性たちの活動の場ではなくなってきている。区によっては婦人会がなくなったところもある。

(委員)公募しても、いくら参加を呼びかけても集まらないものは集まらないことが多い。それは仕方のないことなどで、決まったことなどは公の場で経過報告や結果などを発表していくという段階を踏めばいいのではないか。

(委員)厚木市や相模原市には温水プールがあるが、愛川町にはないので検討したらどうか。町は町民みなスポーツの町宣言をし、田代運動公園や三増陸上競技場ができているが、うまく利用されていないのではないか。
「わたしの提案」について広報誌に掲載されたが、取り入れられなかつた意見などももっと公表したほうが良いのでは。

(委員)愛川町に来て20年が経つが、役場の窓口の対応が20年前からずっと変わらず、すぐに対応してくれない。以前環境美化指導員をやり、レポートを出したが、それに対する町の回答がない。
わたしは里親をしている。教育委員会から子どもの就学通知や入学通知が親とは違つた戸籍上のも氏で届く。配慮が足らない。

(委員)地域に根づいた活動をしている団体がたくさんある。そうした団体の底上げをしていくように行政が支援する必要がある。

(委員長)それでは次回の会議ではどういうものに重点をおいたらいいか、事務局で案はあるか。

(事務局)次回の会議については、住民参加施策の検討、条例の類型の検討をしていただきたい。

(委員)住民参加は手段だ。その目的は何かを皆さんで考え話し合う必要がある。

(委員)個々の領域で行つてきたことを、全体のシステムとしてどう住民参加を促進していくかを検討する必要がある。

(委員)住民参加を考える上で、何をベースにしていくかを委員の中で統一しておいたほうが良い。

(事務局)次回の会議では情報提供ということで、条例の項目などを示したい。

(委員)2回にわたり現状把握をしたがまだまだ十分ではない。もつと奥深い問題も実際にはあるはず。条例を作つたあとで住民参加を推進していく中で、実態の把握もする必要がある。

(事務局)条例を作り、それをどう運用していくかが重要。条例だけでなく運用指針のようなものを作って、課題を一つ一つ整理していかなければならない。

(委員) 会議で言いたりなかったことは、文書で事務局に渡し、それを委員へ伝えることにしたらどうか。

(事務局) 文書でいただいた場合は、それを整理し皆さんに示すこととする。

(委員長) 今後、部会に分かれた活動も必要かもしれない。

(委員) この会議での席は、今後選出別にするのではなく無作為にしたらどうか。

(委員長) それもいいかもしれない。

(委員) 会議の開催時間を統一できないか。

(事務局) 次回の開催は11月頃を予定。開催時間はなるべく午後にするよう調整する。

3 閉 会