<提案理由の説明>
平成16年 9月 定例会(第3回)-09月17日
◆10番(熊坂徹君) それでは、提案理由の説明をしたいと思います。

ただ、この議員提出議案第11号「安心で信頼できる年金制度の確立を求める意見書の提出について」は、けさほど議長の方から説明があったかと思いますけれども、継続審査の扱いということになっております。

それについて、一度も審議されないで継続審査ということについて、どうも私の頭ではちょっと理解できないところがありまして、今の議員提出議案第10号の「最低保障年金制度の創設を求める意見書」に関しても、これは年金制度に関する意見書でありまして、私が議員提案いたしました「安心で信頼できる年金制度の確立を求める意見書」も同じ年金制度のことなんですね。

当然関連した議案でありますので、続いて審議していただけるのかと思ったんですけれども、議会運営委員会、民主的な手続によって決定が行われたわけですから、私としても議会人の一人としてその決定を尊重して従いたいと思うんですけれども、ちょっと私の頭では、こういった議会運営が理解できないということを申し上げて、提案説明に入りたいと思います。

 午前中「最低保障年金制度の創設を国に求める請願」の採決が行われまして、不採択、否決されたわけですね。また、それに続きまして、先ほど同じ内容、趣旨の意見書の提出について採決がされたんですけれども、またこれも否決をされたということなんですけれども、ただ、しかし、この年金制度に関しては、多くの国民、あるいは多くの町民の皆さんが不安を感じていることは事実だというふうに思います。

それをどう受けとめるのか。今度は議会が私は問われているというふうに思うんです。よく行政の説明責任ということが言われますけれども、議会もまた議会としての説明責任、これがあると思いますし、議会としての説明責任を私は認識する必要があると思います。

請願を否決して、それでおしまいということであっては、私は議会として片手落ちであるというふうに思います。議会として町民の声を代弁して、それを形にあらわす、そういった努力をすべきであるというふうに思います。

 そこで、年金に対する町民の皆さんの不信感を払拭して、町民だれもが安心して老後を迎えられるよう、安心で信頼できる年金制度の確立を求める意見書を国に提出したいと思います。

 もちろん、愛川町議会の独自性を確認した上で、神奈川県議会、あるいは東京都議会について申し上げれば、両議会とも、最低保障年金制度の創設に関する陳情、請願に関しては否決をしているんですね。

否決をしているんですけれども、それにもかかわらず、両議会とも、名前は同じなんですけれども、「安定した公的年金制度の確立等に関する意見書」を議決して、国に提出をしております。なぜなら、請願、陳情の有無にかかわらず、議会として住民の声に応えるためには、年金制度改革に対する議会の意思を国への意見書という形ですることが必要であると両議会とも認識したからであると、私はこのように理解をしております。

 町民の皆さんの声に応えるためにも、また議会としての説明責任を果たすためにも、ぜひ意見書の趣旨を皆さんご理解いただきまして、愛川町議会の意思として国に提出したいと願っております。

 最後に、議員皆さんのご理解とご協力を切にお願いをいたしまして、提案理由の説明といたしたいと思います。